眼で見る病気18 椎体圧迫骨折

圧迫骨折とは

 必要以上に強い外力が加わったとき、その圧力で骨が折れてしまう症状のことを「圧迫骨折」といいます。骨粗鬆症により骨が弱くなり、脊柱の椎体が圧迫骨折してしまうことが多くあります。特に第11胸椎、第12胸椎、第1腰椎、第2腰椎などに圧迫骨折が多くみられます。


圧迫骨折の症状

 腰椎圧迫骨折の症状としては、主に「腰の痛み」や「背中の痛み」が挙げられます。これらの痛みは、体を動かした際、背骨の骨折部分に負担がかかるために生じます。その外にも、神経が骨折により圧迫されると痺れを伴うこともあります。しかし、症状が全く起こらないこともあり、腰椎圧迫骨折の症状にはかなり個人差があります。


圧迫骨折の原因

腰椎圧迫骨折の原因は、若者の場合は転落事故、スポーツ中の事故等が主で、高齢者になると骨粗鬆症の影響を一番多く受けます。


圧迫骨折の治療

腰椎圧迫骨折では基本的には、他の骨折と同様、足の痺れなどの神経症状がなければ保存療法の治療が有効ですが、保存療法中は安静にするためにどうしても運動不足になってしまい、背中や肩のこりなどの痛みを伴う場合もあります。脊髄神経に近い椎体の後側が折れて神経を圧迫したりして下肢麻痺を起こすと、手術が必要になることもあります。


圧迫骨折の予防

骨粗鬆症と圧迫骨折を予防する最良の方法は、バランスのとれたカルシウムとビタミンDが豊富な食事、定期的な運動、及び、アルコールや喫煙の過度の使用を避ける事を含む健康的なライフスタイルをとることです。


圧迫骨折


2012/1/15発行

放射線技師

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