目で見る病気 門脈圧亢進症

肝硬変やその他の肝臓病や血管の疾患により門脈血の流れが悪くなり、門脈の圧が上昇する事を「門脈圧亢進症」と言います。また、原因疾患がないのに門脈の圧が上昇する事があります。 これを「特発性門脈圧亢進症」と言います。

門脈圧亢進症のCT画像での特徴は脾腫、門脈径拡張、側副血行路の発達が挙げられます。3D画像が簡単に作れるようになったことで血管の走行や臓器の位置関係をより分かりやすく観察する事ができます。

CTで特徴的な門脈圧亢進症の画像を紹介します。


門脈および門脈構成血管の拡張

門脈は脾臓、胃、腸管から肝臓へ向かう血管で構成されています。門脈とその構成血管の拡張した画像です。


pht3拡張した門脈および門脈構成血管



側副血行路

圧を受けて肝臓内に流入できない血液をどうにかして心臓にもどそうと、脇道が発達します。通常では観察できない血管が太くなり、血液の逃げ道になります。直接、腎静脈に流入する珍しいタイプもあります。食道静脈瘤は側副血行路の代表的な一つです。その他有名なものに「メデューサの頭」と呼ばれるものがあります。


pht1^澳Ь静脈→⊃道静脈瘤


pht2^澳Ь静脈→半奇静脈・奇静脈→食道静脈瘤→心臓


pht4^澳Ь静脈→下大静脈→心臓


pht5∞静脈→大網静脈→下腸間膜静脈→下大静脈


pht6同上


pht7∞静脈→∝腎静脈吻合→腎静脈→げ実臉徒


pht8〆弧臾枝→∨窮狙徒・臍静脈→J∧廟徒(メデューサの頭)




2013/9/15発行

放射線技師

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